旧東海道踏破に挑戦(第六日目)
会社の連休を利用して、長年の夢であった“東海道五十三次踏破”に出かけました。
あとに続く方もいると思い、経験談を記したいと思います。
第八回は“第六日目”の道中です。
三島を出発します。今までの経験から今の私が一日に歩ける距離は20km程度なので、23.2km先の吉原宿を目指します。
県道145号を西へ進みます。
まずは三島宿の本陣跡(世古本陣跡)
道を挟んだ反対側に樋口本陣跡。
源兵衛川を流れる源兵衛橋。富士山からの湧き水らしく水はきれいです。
地域性のない平凡な道が続きます。
昔ながらのこうじ製造所
常夜灯です、弘化三年(1846年)とあります。
松並木が続きます。
護良親王の首を葬り祠を建てたと言われる智方神社の常夜灯。
すぐに黄瀬川を渡ります。
しばらくはとぼとぼ歩き、東下石田の交差点で県道380号に出ます。
その後二ツ谷東の信号を左手に入ります。
左手に狩野川が流れていますが高い堤防で見えません。
しばらく行くと江戸から30里目の一里塚が右手に現れます。
復元したもののようですが当時の姿を彷彿させます。
沼津歩道橋を渡り、川廊通りに入ると沼津宿に入ります。
通横丁の交差点を右折したらすぐに左折します。
商店街の中に本陣、脇本陣跡の碑が立っています。
静岡銀行のところを右折します。
その後は県道をひたすら歩きます。
日本橋から31里目の一里塚跡の石碑です。
いい加減足が疲れてきましたが、休む場所がありません。
前方にセブンイレブンをみつけまたので、トイレ休憩。
ようやく原宿に到着。
しかし特に何もありません。近くに交番でこの辺で食事ができるところを聞き、少し旧道から逸れますが歩いて地元のチェーン店に入りました。ようやく座って休憩ができました。
昼食をとり、少し元気が出て吉原宿に向けて県道163号を歩きます。
どこまでも続くまっすぐな道。
2kmごとに茶屋があると助かるのですが。
また疲れてきましたが、休む場所がありません。
歩いている人も誰もいません。車もほとんど通らなくなりました。これでは街道沿いに商店はできないでしょう。
JR東海道線がすぐ脇を走っています。
バス停がありました。時刻表をみるとほとんど来ません。
富士市にはいりました。
右手にJR東田子の浦駅が見えます。
駅前は何もありません。
まっすぐな道が延々と続きます。休憩したい。。。
ようやくJR吉原駅に着きました。今日はここまでとします。
今日の宿は沼津駅前のビジネスホテルをとったので、ここから電車で沼津へ戻ります。明日は電車でここに戻って再開します。
夕食は沼津駅前のスーパーで購入した寿司と缶ビール。お店で食べたかったのですが、どこも賑やかで一人で入りにくかったので。