m6a1c4k2y3の日記

普段あまり歩かない者が旧東海道をひとりで歩くとどうなるかを検証

旧東海道踏破に挑戦(第五日目その1)

会社の連休を利用して、長年の夢であった“東海道五十三次踏破”に出かけました。

あとに続く方もいると思い、経験談を記したいと思います。

 

第六回は“第五日目”の道中を書きます。この日は一気に箱根を越えて三島を目指しますが、写真が多いため、今回は元箱根(芦ノ湖)までを記します。

 

昨夜は箱根湯本駅そばの素泊まりの宿に泊まりました。大浴場の温泉につかることができ、疲れを癒すことができました。

朝は5時半ごろ起床して前日にコンビニで購入したサンドイッチを食べ、昨日の終点三枚橋へ。天気は昨日までとうって変わり曇り。少し小雨も降っていました。

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三枚橋を渡るとまもなく道は急な坂道となりました。しばらく歩くと右側に「石畳入口」の案内が見えました。ここからいよいよ夢にみた箱根の旧道です。

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山道に石の舗装路がつづきます。

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小さな木橋がありました。

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流れているのは川かと思いましたが湯気が出ているので、温泉と思われます。

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街燈らしきものはありますが夜は怖くて歩けないような道です。

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まもなく石畳は終わり、普通の舗装道路(県道)に出ました。しばらくこの道を歩きます。

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次第に道が細くなり、民家の間を通ります。狭くても路線バスが通っていました。

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鎖雲寺のところに小さな滝がありました。

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“女転ばし坂”の石碑がありました。旅の女性が落馬して死亡した坂とのことです。実際の坂は関東大震災で崩落してしまったようです。

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県道をしばらく歩くと右側に「須雲川自然探勝歩道」の標識が現れ、ここからまた石畳に入ります。

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石畳では誰とも一切会いませんが車が走っていない分安心して歩けます。

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少し行くとまた県道に出ます。

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少し歩くと左側に「箱根旧街道」の標識を見つけますのでここからまた石畳に入ります。

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途中小さな木橋が小川にかかっていました。昔は石橋がかかっていたようです。周りはジャングルの様相です。

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途中NHKブラタモリ』でも放送された“石畳の排水路”を見つけました。

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再び県道に出ました。

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畑宿村に入りました。寄木細工で有名な場所です。

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これから“七曲り坂”があることを示した看板がありました。

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ここにベンチがあったのでリュックを下ろして一休み。

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少し歩くとまもなく旧道への入り口があります。ここを入ります。

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再び石畳。

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かなり急な坂がどこまでも続きます。

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途中石畳が県道の上を通ります。

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またありました斜めの排水路。

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坂の標識を多く見かけます。

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少しだけ七曲り坂(県道)に出ますがすぐに左手の急な階段を上ります。

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この石段は急な階段が長く続き、結構しんどいです。

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振り返るとこんな感じです。

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階段を上り切ると“見晴らし茶屋”に出ました。

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今日は曇っていたのですが、それでも眺めはよかったです。

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今更ながら旧東海道のガイド本があって助かります。これがなければ旧道を探すのは難しいと思います。

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“猿滑坂”は上ること一町余り。今は階段ですがそれでもきつい。

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続いて“追込坂”。こちらはゆるい坂が二町余り。

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坂を上りきると何とも素晴らしい自然の中の道に出ました。

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いつの間にか天気も回復していました。うぐいすも鳴いています。左手に県道があり、“甘酒茶屋”があります。

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いい感じの道が続き、“猪注意”の看板が。

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またまた石畳の坂が始まりました。

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寂しい山道です。

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県道を横切りすぐにまた石畳の旧道へ。

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ここの石畳は今までのものと比べてきれいに整っていました。皇女和宮が家茂に降嫁する際に改修されたためのようです。

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この部分の石畳は今までになく長い。

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こんなに道幅が広い石畳になりました。

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しばらく行くと長い下り坂になりました。

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元箱根まであと500mです。

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下り坂が続きます。

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江戸時代はこの場所から芦ノ湖が見えたようですが、周りの植物が生い茂って見えません。

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結構きつい下り坂です。

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下り坂が終わると杉の大木の並木道にでます。

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ケンペル・バーニー碑がありましたが、この人たちのことは知りませんでした。

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12:00 元箱根に到着。

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ここで少し休んだら、箱根関所跡へ向かいます。

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箱根路はアスファルトの平地を歩くのに比べてずっと楽でした。恐らく山道を歩くのは使う筋肉も今までとは異なり、ジム通いの成果も出たようです。

 

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